Science Based Targets initiative
SBTiとは、「Science-Based Targets initiative(科学に基づく目標設定イニシアチブ)」の略称で、2015年にWWF (世界自然保護基金)、CDP、WRI(世界資源研究所)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)により設立された共同イニシアチブです。
SBTiは、2015年のパリ協定で示された「世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑える」という目標の達成に向け、企業が具体的にどれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見に基づいて目標を立てられるような基準を作りました。この基準に基づき、SBTiは企業に対して科学的知見と整合した目標(SBT: Science-Based Target)を設定することを支援し、適合していると認められる企業に対しては、SBT認定を与えています。